―こんにちは、湘南は藤沢・辻堂の結婚相談所サンテマリアージュ辻堂の十海ひかりです。
「子どもがまだ結婚しない」「このままで大丈夫なのだろうか」
親御様にとって、こうした不安はとても自然なことです。
過去に遡って1985年、日本の50歳時未婚割合は、男女ともほぼ4%でした。
ほとんどの人が結婚できていた世代は「結婚はいつか時がくれば自然に」と思いがちです。
だからつい心配になって子どもに 「もっと積極的に動けばいいのに」 「誰かいい人いないのか?」と、時には口にだしてしまうこともあります。
しかし婚活はただ「お相手を探していく」活動ではありません。
人生の大きな転機に向き合う大事なプロセスなのです。
これまでの慣れ親しんだ環境から、新たな環境を自分自身で創造できるかどうか―そしてそんな転機に向き合うとき、人はいきなりではなく、4つのステップを踏んで進んでいきます。
その流れを知っておくと、今の子どもの状態を焦らず見守れるようになります。
今回はそのうちの「1準備ステップ」と「2試練ステップ」についてお話したいと思います。

1 準備ステップ~「そろそろ結婚を考えないと…」と心が揺れ始める
この時期は外から見ると「まだ何もしていないように見える」かもしれません。
でも、子どもの内側では大きな変化が始まっています。
友人の結婚が続いて焦りを感じていたり、将来への不安がふと頭をよぎったり、親から言われた言葉が心に残ったりと、静かに「結婚」を意識し始める時期です。ひそかに婚活サービスを調べていたりするかもしれません。
ただ、ここはとてもデリケートな段階―せっかく意識し始めていたのに、いきなり「どうして動かないの」「いつまでそのままなんだ」と急かされれば、心が閉じてしまいがちに。
心配だからこそ言いたくなるのですが、ストレートな決めつけはここはぐっと我慢のしどころです。
そして「この前の友だちの結婚式はどうだった?」と自然体の会話から「いつでも応援するからね」と、結婚に関して頼れる存在であることをアピールしましょう。

2 試練ステップ~実際に婚活を始め、シビアな現実と向き合う時期
婚活は、想像以上に気力も体力も使います。
結婚相談所からデビューするまでにもエネルギーを使い、デビューしても思い通りにいかないことの方が多いのが現実です。
お見合いが組めなかったり、好意を寄せた相手に断られたり、お申込みが入っても、理想と違って受けいれられなかったりと、気持ちが揺れやすい時期を迎えます。
自分の市場価値を突きつけられたように感じて落ち込んだり、ようやくお見合いが組めても、気負っていざ会ってみたら、お相手がイメージと全く違って戸惑ったりすることもあります。
この段階も、お相手探しの理想と現実のギャップに傷つきがちな、とてもデリケートな時期です。
時には「心が折れた」と辞めてしまわれる方もいらっしゃるほどです。
そこで辞めずに続けている方は、実はだからとても頑張り屋さんなのです。
なのに、もしそのタイミングで親御様が「どうしてうまくいかない?」とストレートな疑問を投げかけてしまうと、婚活を続ける自信を失いがちに―それはとてももったいない!ことです。
子どもが、お相手探しの具体的な行動を起せたら、それだけで素晴らしいこと。
ここで親御様の大事なサポートのあり方は、「結果」に意見するのではなく「頑張っていること」を認めることです。それだけで、子どもは「わかってもらえている」と安心して前に進みやすくなります。
いかがでしょうか。
身内から自信をもらえなければ、まだ他人であるお相手に対し自信を持つことはなおさら難しくなってしまいますよね。
次回の後編では、婚活が前に進み始める「調整ステップ」と、結婚に向けて自分らしさを発揮できる「発揮ステップ」についてお伝えしたいと思います。
