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「自然な」出会いを望みすぎる「不自然さ」

「自然な」出会いを望みすぎる「不自然さ」

いつか、きっと…で大丈夫?

20才も過ぎると「そのうちには」と思い始める「結婚」―でもそれが、生活の延長線上に自然とあるはずと思い込むとちょっと危険です。

たとえば、こんなことって起きるでしょうか?
就職の時に、
気になる会社の受付でウロウロしていたら「やる気ありますね」と声をかけられ、そのまま就職することになった。

受験の時に、
志望校の見学をしていたら「賢そうですね」と声をかけられ、そのまま入学することになった。

どちらもかなり現実離れしているお話です (^^;
でもなぜか結婚となると、こういった希望を抱きがち
「いつか、きっとドラマティックな出会いがあって」ではドラマの見過ぎかも。
現実にはめったにないからこそ、番組として成り立つのだと思います。

食パンをくわえて走れば運命の出会いが?

万に一つが起きた時に

もし、ある日あなたに、運命の出会いの王道「パンをくわえて走っていて道で異性とぶつかって…」が起きたとします。その時、即座にお相手を結婚対象として観察できるでしょうか。
たいがいは「怒る」か「慌てる」か、会社に遅刻!の焦りが優先するかもしれません。

自然な出会いを望むなら、チャンスを見逃さないマインド・セットも重要です。

そしてその出会いを結婚まで発展させるには、やはり地道な努力が必要。こまめな連絡や気遣いといったアクションにかかってきます。

自然に・自然体で」は、自分から何もしないこととは違うのです。

出会いは「ある」のではなく「創り」ます

お相手探しは恥ずかしいことではない

人生の節目の活動は― 受験や就職や成人式、また留学・旅行 ―どれをとってもそれなりの準備をしてきたはずです。
お相手探しも同じです。自分の人生に大きく関わることには 時間と労力とお金 をかけましょう。

「でもでもあの人は、自然に結婚できていて羨ましい」と思える人がいたら、実際に話を聞きに行ってみてください。知られざる努力を重ねていることも多いと思います。

また夢見がちな人は、結婚相談所での婚活が現実的過ぎて「ツマんない」と感じてしまいがち。
でもそこは大丈夫。
自分の日常の出来事は「大したことない」と思えても、後で振り返ると「けっこうドラマティックだったなー」としみじみ感じると思います。

ご成婚に至るストーリーは皆、大恋愛の末のハッピーエンド。
だからこそ、まずは舞台に立つことから始めて欲しいなと思います。