―こんにちは。湘南は藤沢・辻堂の結婚相談所サンテマリアージュ辻堂の十海ひかりです。
先日のブログでは、シンデレラのことを書きました。
自らアクションを起こすこと―カボチャの馬車に躊躇なく乗り込んで、王子様と結婚したシンデレラ―そんな行動チカラは羨ましいけれど、「私はそんなふうにできない」という方は、「白雪姫」をモデルにしてみませんか?
その姿勢は、ひたすら受け身に徹すること。
このお姫様の受け身っぷりには、一つの「婚活の知恵」を感じます。
パワハラの果てにあがりこんだ「こびと」の家で出された条件
物語の始まりは、継母であるおきさきの妬みを買ったこと。
美人に育っただけで、白雪姫はパワハラ被害者となります。
訳が分からないうちにお城から出された白雪姫。
森をさまよい、こびとの家に勝手にあがり込み(このあたり遠慮がありません) 帰ってきた彼らにこう言われます。
煮炊きをしたり、ねどこをなおしたり、洗濯をしたり、
針しごとや編みものをしたり、
それから、うちじゅうを
なにからなにまで、きちんと始末して、
清浄さっぱりとしてくれるなら、
「居てもいいよ」という提案。
これかなりの仕事量だと思うのですが、姫はあっさり、
ええ、やりますとも
と応えます。ワンオペ家事はイヤだと、とりあえずゴネないところが偉いですね。

その後、おきさきに3回だまされて
こびとたちは、いつも「おきさきに気をつけて」と白雪姫に注意をしました。しかしどんなに注意されようと、この天然のお姫様、変装したおきさきを留守宅にあげてしまいます。
その理由は「てんでひとをうたぐる心がありませんから」ということ。
自主性がないあまり、2度だまされて死にかけて、3度目は毒リンゴを口にします。

死んでしまった姫を悼んでこびとたちは…
四方八方から見えるように、
透き通ったガラスの棺をこしらえさせて、
その中へ雪白姫をねかせ、
金文字で柩に名前を書いたうえ、
これは王さまのおひめさまだ
ということも記しました。
婚活で言うなら、自分で書かなくても、良いプロフィール文章をつけてもらえたということ。
こうして弔われたお姫さまでした。
ただ寝ていたら王子様が到着
そんなある日、眠る白雪姫を異国の王子様が見つけます。柩を揺らしたことで、毒リンゴがノドから飛び出し、姫は生き返ります。そうして第一声が…
「あらまあ、あたし、どこにいるのよ」
なんだか能天気な感じですね。
王子様はうれしくてたまらず、
「あなたは、ぼくのそばにいる」
と言って、プロポーズとなります。
結婚相談所でいうなら、仮交際も、真剣交際も経ないでの、いきなりのプロポーズ。
王子様はこう言いました。
世界中のどんなものよりも、
あなたを大切にしてあげる。
きてください、ぼくといっしょに、ぼくの父の城へ。
あなたを、ぼくのつれあいにしてもらうのです。
白雪姫は「王子をいとしく思って、王子といっしょに行きました」でハッピーエンドとなります。
あっというまのスピード婚で、めでたしめでたしです。
いかがでしたでしょうか?
まずは徹底したYESの姿勢で幸運をつかむ
白雪姫のこの姿勢、「自分のチカラで運命を切り拓く」現代的なヒロイン像からはほど遠い感じです。
しかし徹底して、目の前のモノやコトを無条件に受け容れ、「YES」と言えるのも、また一つの勇気。
「これはイイけど、これはイヤ」という自分軸の選択は、過度になると孤立を招き、逆に幸せを遠ざけてしまいがちです。
実は童話では、王子様の容姿について何も語っていません。
目が覚めたら、目の前にイケてない男性がいて「結婚してください」と言われたら … しかし白雪姫なら誰であろうと「YES」と応えたと思います。
姫の「素直さ」は天才的ですが、すぐに「NO」と言わない姿勢は身につけたいところ。
みんなに素直で優しいと、たくさんの人を惹きつける魅力となります。
婚活は自分の頭だけで、カリカリがんばらなくていい。
許容量を広げて素直になれば、あなたにとってのこびとさんが、まずはたくさん現れます。それは王子様につながっていく心強いサポーターです。
結婚相談所も、そんなこびとの一人として、しっかりあなたをアピールしていきたい。
いろいろと迷うことが多くなったら、こびとの家に遠慮なく入ってきてください。
湘南は辻堂で、扉を開けていつでもお待ちしております。
※引用は『完訳グリム童話集2』金田鬼一訳 1981年 岩波書店 翻訳では「雪白姫」と記載。
